Mondo Rescue について

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引き続き、Mondo Rescue についてのいくつかの備忘録

ターミナルから実行する予定では無く、cron で実行する可能性が高いので、そっち中心で調べてみています
 

・実行オプション

ISO イメージでシステムの復旧イメージを確保したいと考え、引数を考えて見ました
 

time mondoarchive -O -i -N -d /tmp/backup -E '/tmp' -s 4480m -2

time は、実行時間を計測する為に付けてあるだけです
いつもの環境で 00:23:19 でした

-E オプションなどでディレクトリーを複数指定する場合は スペースで区切るそうです '/tmp /var'
オプションの詳細は開発元や man を確認した方が間違えないと思います

システムのイメージはこんな感じです
[root@localhost ~]# df -h
ファイルシス            サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/mapper/centos-root    50G  4.9G   46G   10% /
devtmpfs                  1.4G     0  1.4G    0% /dev
tmpfs                     1.4G  156K  1.4G    1% /dev/shm
tmpfs                     1.4G  9.1M  1.4G    1% /run
tmpfs                     1.4G     0  1.4G    0% /sys/fs/cgroup
/dev/mapper/centos-home    28G  363M   28G    2% /home
/dev/sda1                 497M  211M  286M   43% /boot
tmpfs                     285M   24K  285M    1% /run/user/1000

少し、実行時間を優先したかったので -2 オプションにしましたが、作成された ISO ファイルは 2.22GB でした
 

実行するコマンドは mondoarchive で、出力された ISO イメージでそのまま起動する事が出来ます
結構、良く出来た復旧システムで、ディスクサイズが違っていても復旧出来そうです(未確認ですが、時間が合ったら試してみます)
.

2016-07-27 追記:

CentOS7 との相性が悪いのか、作成したバックアップイメージからシステムを復旧することが出来ませんでした
"ほぼ" 復旧することが出来るのですが、完全に戻りません…

run level を 1 に変更してから実行するのが基本だと思いますが、想定している運営上 init 1 などをバックアップ作成中に実施する事が出来ません
便利で良かったのですが、今回は仕方ないので見送りました

また、 mondoarchive で DVD へ直接、焼き付けてしまうと上手く DVD からブートさせることが出来ませんでしたが、
ISO ファイルを用意して k3b で DVD を焼いた物はこちらは上手くブートしました

通常は run level 5 での運用を想定しています
復旧したシステムは gdm まで起動するのですが、終ぞログインすることが出来ませんでした
仮想コンソールなども同様にログインできませんでしたので、X の関連ファイルが上手く複製出来なかったのでは無いかと考えています

 

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