PHPBack 1.3.2 を Ubuntu 14.04.5 LTS にインストールする

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探しているシステムがあるので掲示板のようなものを物色していたら、
フィードバック管理システムという物を見付けました

要望などを受け付けて、意見を求めるためのシステムの様です
社内で使えるかもしれない?と思い、インストールしてみました

phpback

何軒かのブログで見付ける事が出来ますが、余り情報が無いので概要を書いてこう!

イデアという物を利用者に投稿してもらい、掲示板形式で意見をもらったり、投票してもらったりしで、イデアを錬ってゆくシステムの様です
投稿はユーザー登録必須ですが、誰でも登録出来ます
ですが、アカウントを停止する機能などがありますので余り困らないと思います
状況に応じて投稿されたイデアをいくつかの状態に変更する事が出来ます
トップページには4つの状態のイデアが一覧表示されます

イデア とは、理想型の事らしいです
途中で、普通のおじさん達には判りにくいかもしれないと思い、アイデア に置き換えています
このスナップにはアイデアって書きましたが、本来は イデア です

インストール

インストール自体は簡単で、最初に MySQL にデーターベースを用意しておきます
社内に晒す用途の WordPress サーバーがありますのでこれに間借りしてしまおう!
と言うコトで、相乗りして インストールしました

MySQL は、いつもの様に
create database phpback;
grant all on phpback.* to phpback@localhost identified by 'XXXXXXXX';

って感じで上手く行っています
ちょっと、気を抜いてしまって データベースの文字コードが  latin1_swedish_ci のままにしてしまいましたが、なんとなく動いています
UTF-8 を指定した方が良いと思います
 

/home/phpback
と言うディレクトリを用意して

user@ubuntuWordPress:~$ cat /etc/apache2/sites-enabled/090-phpback.conf
Alias /feedback/ "/home/phpback/"

<Directory "/home/phpback">
 Require all granted
 AllowOverride All
</Directory>
user@ubuntuWordPress:~$

と言う設定を Apache にしました
配布元からダウンロー後してきた .zip をこのディレクトリに展開します
実行したディレクトリに解凍されてしまいますので要注意 ^^;
展開したファイルとディレクトリーのオーナーを www-data:www-data へ変更すると良いと思います
それと、.htaccess と、もう一つ .gitignore も有りますのでコピーした方が良いと思います
※ .htaccess に気付かず面倒な思いをしました ^^

完了したら、ブラウザーで /feedback/ へアクセスすると、インストーラーが動きます
データベースの設定と、管理者の情報を設定して Proceed を選択します

続いて、サイトの設定とメールの設定を行います
ここで日本語を入れると文字化けしてしまいました
後で修正出来ますので、適当でも何とかなります

メールは、イデア に返信などがあるとメールで知らせてくれます
リキャプチャの設定もあるようですが、社内用ですので今回は設定しませんでした

Proceed を選択すると設定は終了です
続いて、管理者パネルへのログインをするようにパスワードを求めてきますので入力します

この辺が表示されずに、フロントページに戻されてしまったりする場合は .htaccess を確認してみてください
最初此れを忘れてしまい、ログインが出来ずにジタバタしてしまいました
中身はこんな感じですので、どうしてもフロントページに戻ってしまいログイン出来なかったりする場合は確認してみてください

user@ubuntuWordPress:~$ cat .htaccess
RewriteEngine on
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule ^(.*)$ index.php?/$0
user@ubuntuWordPress:~$

此れは PHPBack のフォーラムで見付けて自分で書いたのですが、内容は同梱版と同じなので大丈夫です
※ 最後の改行を忘れていたね ^^
.

セッティング

ログインすると、こんな感じの Admin Panel が表示されます

この状態では、ダッシュボードが表示されています
イデアが登録されたり、返信が投稿されたりするとここに一覧表示されます

最初に [System Settings] を確認します
ちょっと、日本語化しましたので初期設定のままの状態を異なると思いますが、こんな感じで設定します

titie,welcome-title, welcometext-description などは日本語をそのまま入れても大丈夫です
それと、下の方に SMTP に関する設定がありますので、適宜に入力します

カテゴリーの管理

イデアを投稿してもらう為のカテゴリーを設定できますので、System Settings の Categoris から管理して行きます

最初に Add new Category でカテゴリー名と説明を入力して Add Category を追加します
下部に登録されているカテゴリーの一覧がありますので Change names で変更する事が出来ます
また、 Delete a category で、選択したカテゴリーが削除出来ます
Description の変更が出来ませんが、データベースを直接弄るか、削除して再登録するしか無い様です
データーベース中では id でカテゴリーなどが登録されているようなので、直接修正した方が良いのかもしれませんね

管理者の登録

インストール中に登録した管理者は全権管理できる権限があるようです
これ以外の管理者は、ログインページよりユーザー登録されたユーザに権限を与えるようです
権限には三種在り次の様に区分されるようです

User Management で、管理者に設定するユーザーの id を調べてきて、Create Admin パネルで、id と管理権限を登録すると管理者へ昇格します

垢バン

アカウントを停止できる機能があるようです
垢バンって言うヤツですね
ユーザーからの報告などでバン出来ます
一定期間経過の後、復旧出来るようです
Banned List や Ban User で管理出来ます
Ban User で、ユーザーの id と停止期間を設定すると Banned List で何時まで停止されるか?などのリストが確認出来ます

イデアの管理

投稿されたイデアとそのイデアに付いたコメントを管理するパネルがあります
此れも一癖有りますので忘れないように書き残しておこう!

これは、イデアの検索パネルですが、確認してもらうと解りますが、左側に Status の検索条件を設定するチェックボックスがあります
ここで、チェックされずにグレーになっている項目があります
チェックされていないステータスのイデアを検索してきませんが、新規に投稿された初期状態でのイデアも検索してこない設定になっています
初めて使ったとき、折角投稿したイデアがどこに行ったのか解らず悶絶しましたので注意!

日本語化

日本語化はそんなに面倒では有りませんでしたので、カンタンに方法だけ書いておこう!

user@ubuntuWordPress:/home/phpback/application/language$ ls
bahasa indonesia english german japanese portuguese-european
dutch french index.html portuguese spanish
user@ubuntuWordPress:/home/phpback/application/language$

インストールディレクトリの Application/language の english ディレクトリをまるごと japanese と言う名前でコピーします

で、後はこのディレクトリにあるファイル default_lang.php と log_lang.php の中身を日本語に書き換えれば何とかなります

項目は少ないですので頑張って日本語化します

途中で、イデア では意味がわからない人が居るのだろうか?と思い、アイデア へ変更しました
ごっちゃになっているのはそのせいです

日本語化された結果は、こんな感じです

ログを日本語化した結果は、こんな感じです

通常の利用者にも表示されます
ログは文字列のまま記録されるようです

 

こんな感じかな?
また何かあったら追記します

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