OTRS 3.2.9 + ITSM 3.2.7 を Ubuntu Server 13.04 へ Install

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OTRS 3.2.9 + ITSM 3.2.7 を Ubuntu Server へインストールしてみたときの備忘録

これも、新しい日本語の情報が多くないねぇ ^^..

これは、VMware Server (社内用の実験サーバー稼働用) へ Ubuntu Server 13.04 を試しに入れて見た  (SugarCRM の評価 ) 余りがあったので、どんなもんだか見て見ようと思って構築してみた
 

2014-06-26: 追記

新しく書き直したものが有ります
http://bbz.jp/tag/otrs

メール環境が正しく稼働していないので、その辺りは未評価

また、基本的なところは日本語化されているけれど、細かいところはほとんど日本語化されていない
運用上の問題は、一人で評価するレベルなのでよく解らないが、多分大丈夫なんだろうとおもう..

 

・Ubuntu のインストール

通常通り、Ubuntu Server を VMware Server をインストールする

SSL と LAMP を選択すれば稼働する
(PostgreSQL でも動くようだが、ここは動作の評価レベルなので MySQL で我慢ゝ)

Emacs やその他の必要なプログラムなども追加する (emacs2?-nox と unzip とかいつもと同じもの!)

IP Address などを設定したら VMware Tools をデフォルトオプションを付けてインストールする

・Apache の環境と Perl の環境

Apache は mod_perl が必要なようなので、Perl の動作確認する事!
OTRS はパールベースらしい

まぁ、Ubuntu のデフォルトで問題ない様子

<余談>
SugarCRM で、GD とか必要なので php5-gd を apt-get で追加しておくと、別途幸せが一緒にやってくるかも..
それと、SugarCRM は ZIP で配布しているので unzip も一緒に入れると幸せ!
最近の SugarCRM は memory_limit 512M とか、max_upload のサイズ拡張とかを要求される
</余談>

Perl の追加モジュールで 日付フォーマット関連のモージュール(なのか Pler はあまり得意では無いので詳細不明)の libdatetime-format-http-perl を入れておかないと、 OTRS のパッケージ管理でエラーして、後々面倒なので、最初に入れておくと良いと思う

$ sudo apt-get install libdatetime-format-http-perl

と実行すると、結構な量のパッケージを追加インストールするので入れておくこと!

もし、OTRS をインストールしたあとや、 ITSM を追加しようとして「パッケージ管理」を開いてエラーしたら、
これを確認してみると良いよ ^^b

・ OTRS のインストール

基本的に OTRS は、拾ってきて解凍すれば良い..
らしいけど、いくつかの手順を踏む必要が有る…

結構、面倒なので間違わないようにする事!(でも、やってることは簡単..)

http://wiki.otterhub.org/index.php?title=Installation_on_Ubuntu_Lucid_Lynx_(10.4)

ここに、古い版の Ubuntu へインストールする方法が書いてある
基本的に、この手順で問題ない

$ tar xf otrs-3.2.x.tar.gz
$ mv otrs-3.2.* /opt/otrs

$ sudo useradd -r -d /opt/otrs/ -c 'OTRS user' otrs
$ sudo usermod -g www-data otrs

$ cd /opt/otrs/Kernel
$ sudo cp Config.pm.dist Config.pm
$ sudo cp Config/GenericAgent.pm.dist Config/GenericAgent.pm

$ cd /opt/otrs
$ sudo bin/otrs.SetPermissions.pl --otrs-user=otrs --otrs-group=otrs --web-user=www-data --web-group=www-data /opt/otrs

$ sudo cp /opt/otrs/scripts/apache2-httpd.include.conf /etc/apache2/conf.d/otrs.conf

基本的に、こんな感じ!

何をしているかは wiki を見て見ると良いよ!
sudo su – して実行した説明なので、sudo はこっちの方がおおいかな!

基本的に、拾ってきて解凍して、 /opt へコピーしてディレクトリーのパーミションの整理と、環境ファイルの設定、ユーザーの追加と apache のコンフィグファイルの追加など .. を行っている ^^

otrs.conf というファイルを apache2/conf.d へ作っている( 少し前の RedHat 系のニオイがするよねぇ )
これがいやなら sites-available へ otrs とか言う名前で作成して、
sites-enabled へシンボリックリンクでも作成すれば良いと思う(こっちの方が、最近の流儀だと思う)

・ITSM のインストール

ITSM という運用管理機能を追加してみる

http://openstandia.jp/oss_info/otrs/index.html

機能などはここを参考にしてみるが、どこまで使いこなせるんだろう ^^;…

https://portal.otrs.com/otrs/public.pl?Action=PublicDownloads#

ここか

http://ftp.otrs.org/pub/otrs/itsm/packages32/

ここから、必要なパッケージをダウンロードしてきて、ローカルのディレクトリーに保存しておく!

http://doc.otrs.org/itsm/3.2/en/html/ch03.html

ここに、インストール方法が書いてある

最初に、
GeneralCatalog
ITSMCore
をインストールする
コアのインストールにカタログが必要なようなので、この順にインストールする

インストールは、ローカルにダウンロードした .opm ファイルを
「管理」-「システム管理」-「パッケージ管理」 の 「操作」 で、「ファイルを指定」して、「パッケージをインストール」 すれば良い!

何回か、確認をするので、「継続」(だったかな?)を選択する

どちらの URI で説明されていたか忘れてしまったが、( @ITmedia だったかな? ) リポジトリーを登録してパッケージを追加する方法もあるようなので、楽な方で良いと思う(キチンとした方が書いた説明なので、一回くらい ググってみて!)

ドキュメントのページに、アップグレードの方法も説明されている

一応、こんな感じ!

snap

赤い帯は、最初から用意されているアカウントでログインしていると表示される

あ、そういえば、
root@localhost
root
でログイン出来る!

最終的に、社内で利用出来るようなヘルプディスクやインシデント管理などに利用出来ればと思うけど、腰が重いんだよねぇ…

無料で評価出来るレベルのグループウェアで満足する様なオッサンがおおいので、なかなか上手く運用出来ない..

日本語が表示出来ない CRM なんて、見向きもしないよ!
ログインして日本語が出ないんで、二度目のログインは無かったね…
ましてや、ヘルプデスクやインシデント管理なんて…

古いバージョンの CRM は日本語化されてるんだけど、まぁ、一度面倒だ!って言うのが滲みちゃうと、二度つかってもらえないねぇ..

時間があれば、追加パッケージとかそういうのも見て見たいけど…

 

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