openmediavault 5.6.26 の SMB/CIFS の設定

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openmediavault で社内共有用のファイルサーバーの設定を忘れないようにするための備忘録

Samba でファイル共有する設定をしています。
テレワーク等でファイルを共有する用途が増えたようで、openmediavault を更新した際に設定値が戻ってしまい、ファイルにアクセスできないと文句を言われてしまったので調査しました。
細かい設定方法が判らなくて smb.conf を直に修正していたのだが、案外簡単な方法で GUI 経由で設定できたので忘れないように記録しておきます。

共有フォルダーは、同じグループとユーザーで読み書きできるように force user , fource group を設定することにしていました
smb.conf を直接更新しても設定できるのですが、GUI の設定には反映されないようです。


#======================= Share Definitions =======================
[Public]
path = /srv/dev-disk-by-uuid-xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx/Public/
guest ok = yes
guest only = yes
read only = no

browseable = yes
inherit acls = yes
inherit permissions = no
ea support = no
store dos attributes = no
vfs objects =
printable = no
create mask = 0664
force create mode = 0664
directory mask = 0775
force directory mode = 0775
hide special files = yes
follow symlinks = yes
hide dot files = no
force user = user
force group = users

ユーザー設定で user と言うユーザーを users と言う組み込みのグループで追加して、そのアカウントで読み書きできるような設定で運営しています。
「共有」の設定で「パブリック」を「ゲストのみ」に設定すると、
guest ok = yes , guest only = yes
になるので、後は
force user = user , force group = users
を、追加オプションに追記します。

上の設定は、検証用に構築したシステムの smb.conf なので、実物とはこれ以外の設定値は異なりますが、太字の設定に気を付ければ基本的に運営上の問題は起きないはず….

Windows の エクスプローラーでテキストファイルを作って見るとこんな感じになります

root@openmediavault:/srv/dev-disk-by-uuid-xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx/Public# ll
total 0
-rw-rw-r-- 1 user users 0 Mar 24 14:12 test.txt
root@openmediavault:/srv/dev-disk-by-uuid-xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx/Public#

/etc/openmediavault/config.xml の smb/extentiosn というタグに force user と force group が書かれていれば設定されるようです

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